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Martin Margiela(マルタン・マルジェラ)が九段ハウスで日本初の大規模個展 — 歴史的邸宅で紡ぐ“観察のアート”

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

ベルギー出身のアーティスト マルタン・マルジェラ(Martin Margiela) が、東京・九段ハウスで待望の大規模個展 「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」 を開催する。会期は 2026年4月11日(土)〜29日(水・祝) まで。歴史あるスペイン様式の洋館という空間全体を舞台に、これまでの創作世界が立ち上がる。


古邸×現代美術 — 親密な展示体験へ

1927年に竣工し、登録有形文化財にも指定される 九段ハウス は、旧山口萬吉邸として知られる邸宅だ。Margielaはこの空間に、コラージュ、絵画、ドローイング、彫刻、アッサンブラージュ、映像インスタレーション など、多様な表現を展開する予定だ。来場者は各部屋を巡りながら、作品とごく近い距離で向き合う体験へと誘われる。展示構成とキュレーションは、すべてアーティスト自身が手がけるという点も特筆される。


九段ハウス 外観 有形文化財

マルジェラは長年、「再利用、分解、変容」というテーマを探究してきた。日常の形や素材を鋭く観察し、平凡なものを非凡なものへと転換する視点は、今回この歴史的邸宅という背景と結びつき、新たな文脈を生む。実際の生活の痕跡が残る空間と作品の対話は、観る者に“問い”を投げかけるような濃密な時間を提供するだろう。


東京との再会 — 25年を経て

Margielaが東京で創造の場を選ぶのは今回が初めてではない。2000年、恵比寿の歴史ある邸宅にて“Maison Martin Margiela”の旗艦店をオープンし、邸宅全体にコレクションを展示したことがあった。約四半世紀後、再び東京の古い邸宅を舞台に選んだ今回の展覧会は、過去の記憶と現在の創造が交差する瞬間でもある。


展覧会の見どころ

  • 親密性のある展示空間:各部屋ごとに異なる作品が配置され、邸宅全体が巡るための“体験”となる。

  • 多様な技法とメディア:絵画、彫刻から映像まで、マルジェラの多彩な表現が一望できる。

  • アーティスト自身によるキュレーション:作品の配置や観客との出合い方が、彼の感性で直接設計される。


開催概要

会期

2026年4月11日(土)〜4月29日(水・祝)

会場

九段ハウス(東京都千代田区九段北1-15-9)

開館時間

10:00〜19:00(最終入場18:00)

※最終日は17:00まで

観覧料

一般 2,500円(税込)

邸宅が持つ私的で親密な空気と、マルジェラの創造が織りなす今回の個展は、ファッションとアートを横断する稀有な機会となるだろう。展覧会を通じて、日常と非日常の境界がさらなる思索へと誘われるはずだ。

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