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ZumaがF1の世界へ。メルセデスAMG PETRONASと結ぶ“食”の新しいピットレーン

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分
Zuma Madrid

フォーミュラ1の新たなホスピタリティ体験へ

日本料理を世界の主要都市で磨き上げてきたイギリス発の「Zuma(ズーマ)」が、モータースポーツの頂点・フォーミュラ1へとアクセルを踏み込んだ。Mercedes-AMG PETRONAS F1チーム との長期契約により、Zumaは選ばれたレースウィークエンドとプライベートホスピタリティの現場で、ゲスト体験を“食”から再設計していく。


“ライフスタイル&ダイニング キュレーター”という新ポジション

今回の提携でZumaに与えられた肩書きは、「Lifestyle & Dining Curator(ライフスタイル&ダイニング キュレーター)」。単なるケータリングやスポンサードの枠を超え、チームが展開するホスピタリティ空間における食体験そのものを、世界観ごとキュレーションする役割を担うという。発表は英国ブラックバックリーで行われた。


F1がファッション、ビューティ、アートといった異業種と結びつきながら“カルチャーのプラットフォーム”へと領域を広げるいま、Zumaの参入は自然な流れにも見える。だが同時に、世界的レストランブランドがF1チームとこの形で組むのは初とされ、ホスピタリティの設計思想そのものがアップデートされつつあることを示唆している。


モナコ、シルバーストーン、マドリード、アブダビへ——“目的地”としてのグランプリ

展開が予定されている舞台は、F1カレンダーの中でも象徴的なロケーションだ。モナコ、シルバーストーン、マドリード、アブダビなど、都市の高揚感とレースの熱が交差する週末に合わせて、Zumaのダイニング体験が立ち上がる。


さらに、チームが通年でゲストを迎える拠点として知られる「Miami Club」「Las Vegas Club」でも、Zumaが食の演出を手がける予定。レース会場という“非日常”だけでなく、クラブ空間という“常設の舞台”でも体験を積層させる設計が見えてくる。


Zumaのいま:25以上の拠点、そして25周年へ

Sven Koch and Toto Wolff
(左)Sven Koch (スヴェン・コーク)「ZUMA」等を展開する英Azumi社のCEO、(右)Toto Wolff(トートー・ウルフ)Mercedes-Benz AMG F1チーム CEO

Zuma は 2002年、ライナー・ベッカーとアルジュン・ウェイニーによって創業。現在は世界で25以上の常設ロケーションを展開し、季節限定やポップアップも含めて、その存在感を“旅の必訪アドレス”として定着させてきた。


今回の提携は、ブランドが迎える 25周年(2027年にかけて)という節目とも重なる。近年のカンヌやリヤドでの展開に加え、ロンドン、ドバイ、香港、ニューヨークなど主要都市で築いてきた磁力に、F1という新たな回路が接続されるかたちだ。


次に明かされる“体験の中身”に期待

現時点で詳細な実施形式や追加ロケーションは今後発表予定とされている。 ただ確かなのは、ZumaとメルセデスAMG PETRONASが共有するのが「速さ」ではなく、精度、演出、そしてゲストの記憶に残るディテールだということ。ミリ秒を削る世界と、一口の余韻をデザインする世界。その交点で、次のラグジュアリー・ホスピタリティが走り出す。

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